後悔しない為に知っておいてほしい、エタニティリングを結婚指輪にするメリットとデメリット

こんにちは。アトリエクラムWeb担当の新田です。
突然ですが皆さん、『エタニティリング』ってどんなものかご存知ですか?…そう、リングの表面にぐるっと1周これでもかと小粒のダイヤモンドを敷き詰めた、煌びやかでエレガンスなリングを『エタニティリング』と呼びます。華やかでありながら上品な雰囲気を兼ね備え、且つ可愛い。可愛い(迫真)…この世で可愛いは正義なんです。
雰囲気やデザイン性から、婚約指輪として選ばれる事が多い一方で、日々着ける結婚指輪として選ばれることも。

新潟県のブライダルジュエリー工房アトリエクラムで仕立てたプラチナの華奢なエタニティリング

そんなエタニティリングには良い点と、あまり良くない欠点というのもあります。仕方がないのです。この世に存在する為には完璧であるよりも、多少の欠点がある方が可愛がられたりします…ええ。ただ、何も知らずに後から後悔する人がいないよう、しっかりとエタニティリングを理解をして頂いた上で選んでいただく為に、エタニティリングのメリット・デメリットをお伝えしていきたいと思います。

目次

婚約指輪(エンゲージリング)としてのエタニティデザイン

一般的に、大粒のダイヤモンドがセンターに留まっているイメージの婚約指輪。その頭石や立て爪が引っかかったりぶつけたりするのが怖くてなかなか着けられない…という方にエタニティリングをおすすめしております。
比べるとフラットなデザインであるエタニティリングならば、頻繁に何かに引っかかったりすることもなく、婚約指輪としての雰囲気も損なわないという点でプラスなデザインとなります。

エタニティリングを結婚指輪にするメリット

プラチナとピンクゴールドのオーダー結婚指輪の着用例

  • デザインに意味がある
  • 小傷などが目立ちにくい
  • 年齢関係なく永く着けることができる
  • デザインに意味がある

    そもそもエタニティリングの語源は「エターナル(eternal)=永遠」からきており、途切れることなく入ったダイヤモンドで永遠を表している、とても良い意味のデザインです。また、ダイヤモンド自体には鉱物の中でもトップクラスの硬度を持つことから“永遠の絆”といった石言葉があり、そういった兼ね合いからも支持されるものとなっております。

    小傷などが目立ちにくい

    だって、表面にはダイヤモンドしかないから…オール金属の指輪はだんだんと小傷というか使用感が増えてきます。(それも味があって私は好きですが…)でもやっぱりいつでも綺麗な指輪でいてほしい!という方にはダイヤモンド達に守ってもらいましょう。でも乱暴に扱うとダイヤモンドに傷がついてしまったりするので要注意です。ちなみにリングの側面は守られないので予めご了承下さい。

    年齢関係なく永く着けることができる

    あまり考えたくないのですが、歳を重ねていくとシワが増えますよね。指や手も同じく過ごした年月の分シワが増えていきます。あとは関節がしっかりしてくることも。シワシワの手って、華奢なリングやシンプルなリングがあまり映えないってご存知ですか?もちろん個人差はありますが、長年働いた手の重厚感がすごくてリングが埋もれてしまうという場合でも、きらきらとした輝きがカバーしてくれます。
    エタニティリングは重ね着けもしやすいリングなので、ボリューム感が欲しい時には2本3本と重ねてみるのも良いかもしれません。

    エタニティリングを結婚指輪にするデメリット

    ミル打ち加工とダイヤモンドフルエタニティ婚約指輪

  • サイズ直しが出来ない
  • 汚れがたまりやすい
  • サイズ直しが出来ない

    指輪のサイズを調節するとき、デザインの入っていない箇所を叩いて伸ばしたり、削り取ったり金属を接いだりして調節を行います。ところが、エタニティリングは全周にダイヤモンドが留まる為、こういった加工が出来ません。どうしてもサイズを変更するには買い替えてしまった方が早いですね。

    汚れがたまりやすい

    傷が目立ちにくいというメリットがある反面、長く使っているとダイヤモンドの留まっているすき間などに小さなゴミなどが溜まり、汚れて見えるなんてことも。あと見落としがちなのはダイヤモンドの汚れ。ダイヤモンドは「親油性」があり、油汚れが付きやすいのです。皮脂汚れが付着したままだとだんだんと輝きも鈍くなってしまいます。こういった時に、こまめにお手入れをしてあげる手間が発生してしまうと少し面倒に感じてしまいます。

    デメリットへの対処法

    作業道具(ワークツール)

    対 サイズ直し

    エタニティリングには大きく分けて《フルエタニティ》と《ハーフエタニティ》の2種類が存在し、表面にすき間なくダイヤモンドを留めているものを《フルエタニティ》、リングの半分や3分の2程の範囲にダイヤモンドを留めたものを《ハーフエタニティ》と言います。

    つまり…フルでダイヤモンドを入れるのではなく、少しだけ入れない部分を作る…『ハーフエタニティ』にしてしまうのです。こうすることで、今後サイズ直しの調節が出来るスペースを確保できます。さらに、普段頻繁に物との接触を起こしやすい手のひら側をスペースとするので、ダイヤモンドの破損の恐れも少しだけ軽減されます。

    対 汚れ掃除

    これは事前に完全に防ぐことは難しいです。定期的なメンテナンスを心がけて下さい…と言っても何をすれば?という方に、エタニティリングのお手入れ方法をご紹介します。

      おすすめは水洗い

    コップ1杯程度のぬるま湯に中性洗剤を数滴入れ、毛先の柔らかいブラシ(歯ブラシなど)で軽くブラッシングして汚れを落とします。汚れを落としきったら、水で流し最後に柔らかい布で乾拭きをしてあげると綺麗になります。すき間の汚れとダイヤモンドの油汚れをどちらも落とすことが出来ますよ。
    [!]エメラルドはぬるま湯、洗剤NGの宝石です。油汚れは綺麗な布などに中性洗剤とぬるま湯を浸し、エメラルドを避けてふき取って下さい。

    デメリットも好きになれれば最高のデザイン

    いかがでしょうか。
    好きになれるかはあれですが…手間がかかるからこそより愛着もわきやすいかな、と思います。こまめに綺麗にしようという気にもなれますしね。あと可愛いですし。

    イエローゴールドとピンクゴールド素材のフルエタニティデザインの婚約指輪(エンゲージリング)

    これから指輪探しをされる方はぜひ参考にしてみてください。これまでにエタニティリングを断念したことのあるか方は、スイートテンやセカンドマリッジでおねだりしてみましょう…!

    エタニティリングは、「手作り」・「フルオーダーメイド」・「カスタムオーダーメイド」の3つのコースでお作りいただけます。
    手作り指輪

    オーダーメイド

    カスタムオーダー

    婚約・結婚指輪の他に、自分へのご褒美リングとして、プレゼントとしてもオススメです。

    アトリエクラムWebスタッフ 新田

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